正直
彼と私の恋愛は順調ではありましたが
何でも1人でこなせてしまう彼にどこか不安を感じていました。
何1つ心配させない彼。
それは良いことなのだと思いつつも、たまには私だって彼の役に立ちたいと思っていたんです。
なのに
「大丈夫だよ」
「何も心配要らないよ」という彼。
そんな言葉に対して不満を持ってしまうのは私の身勝手なのかもしれないですね。
逆に私は彼に心配されっぱなしでした(苦笑)
いつも手を貸してくれていましたし、悲しいときにはずっとそばにいてくれました。
それが嬉しくて幸せで。
だからこそ余計に「私も」と思っていたのかもしれません。
「どうして何も言ってくれないの?」
「本当に全部1人で出来る人なんだね」
そんな憎まれ口をきくようになった私。
おそらく彼を困惑させてしまったと思います。
そんな私の言葉に対して彼は何も言いませんでした。
「私は本当に役立たずなんだろうな」
と利口な彼と比べてはため息をついていました。
しかしあるとき
「俺はね、自分でやりたい気質だからそう思われちゃうのかも知れないけど、○○ちゃん(私)だから正直に言っていることって沢山あるんだよ」
と例を取り上げて話をしてくれました。
「本音をいえない俺が唯一本音を言える人なんだからそんな顔しないで」
そう涙ぐむ彼をみて
「手を貸すばかりじゃなくて感じ取ることも必要だったんだ」と思いました。